南房総お宝埋蔵ツーリングレポート


というわけで行ってまいりました。
2006年5月1日、千葉県市川市の友人宅に朝8時に集合。友人の両親に見送られ出発。天気は良好。しかしR357は相変わらずの渋滞。蘇我のあたりからようやくいい流れになってキタ。とりあえずコンビニで渋滞の疲れを癒し、R16を南下。目指すは富津岬。流れは順調なのだが、風が強い。春一番どころの騒ぎじゃない位に強い。煽られながらも富津岬に到着。



ここには展望台があるので、とりあえず登ってみる。が、しかし展望台のてっぺんは地上よりもさらに激しい風が。TMレボリューションごっこなんてやってる場合ではない。息苦しいほどの強風に負けて、さっさと撤収。下に降りたら今度は砂が風に乗ってびしっ、びしびしびしっと痛い。あまりにも痛いのでヘルメットを被ってみた。うん、快適。

富津岬を後にし、R465からR127へ。内房なぎさラインという道は海を見ながら走れる快適ルート。館山を目指し、ひたすら南下していくとお腹がすいてきたので、金谷漁港の近くにあるお店で昼食をとる事に。海鮮丼でお腹を満たし、再び出発。鋸山は二輪車は走れないのでスルーして、R127、内房なぎさラインをひたすら南下。

富浦町にある南無谷海水浴場で一休み。この辺は夕日が綺麗なのだが、この時点で太陽はまだまだ沈む時間ではない。相変わらずの強風の中、しばし一服。



その後、“道の駅とみうら”で休憩。びわソフトが( ゚Д゚)ウマー
道の駅を後にし、R127から逸れて、海沿いの道、県道257を走ると、ここでも砂がびしびしびしっと容赦なく飛んでくる。潮風と砂でベタベタになってしまい、温泉にでも入るかという事で、温泉を探す。館山駅から少し走ったところに、“人魚の湯”という看板を発見。800円はちょっと高いなと思いつつも、体を洗い湯船にドボン。
海を見ながら入る温泉は気持ちイイ!(・∀・) しかしなんだかしょっぱい味が。さんざん潮風と砂を浴びたせいかと思っていたら、どうやらこの温泉そのものが塩味?ちょっと濃くね?みたいな感じ。

温泉に入ってまったりしたら、なんだかもう走るのもダルくなったなぁと話していたら、ここがキャンプ場も兼ねているという事に気付く。値段を訊ねてみると、車は5kとのこと。あんたらバイクかい?じゃあ一人1kでいいよという話になり、じゃあ今夜はココでキャンプするか、と即決。早速テントを張ってみる。しかし風は相変わらず強く吹いており、安いテントに付属のヘボいペグでは風に耐えられず抜けてしまう。
困ったな。(´・ω・`)どうしよう・・・と思っていたら友人がブロックを見つけてきたので、それを重しにしてなんとか解決。



テントも張ったし、さてメシでも食いにいこうということで、メシ処へ。
館山駅近くの“波奈(はな)総本店”へ。友人は天ぷら、俺は蟹雑炊を注文。相変わらず( ゚Д゚)ウマーな味で満足。しかし帰り道、またしても砂の嵐に襲われる。せっかく風呂に入ったのに台無しだよママン('A`)


人魚の湯のおっちゃんの好意により、バーベキューをするコーナーを自由に使わせてもらえる事になったので、レンガで囲いを作り、暖炉のようなものを作ってみた。薪も自由に使っていいとの事だったので、早速焚き火をしてみた。夜になっても風は止まず、火は危険かなと一瞬思ったが、派手に燃やさなければいいかと火を熾す。
「あったけー」「焚き火サイコー」「やっぱコレだよな」と男3人で火を囲む。キャンプ場は俺たち以外誰もいない。貸切だぜひゃっほう!とはしゃぐおいらたち。

友人達は花火を始めたが、おいらは前日深夜のMotoGPを観ていたせいで激しく眠かったので、先にテントで休む事に。「うひゃほう」「花火サイコー」と楽しげな声を聞きつつウトウトしていたら、花火が終わったらしく、友人たちがテントにキタ。火は消したか?と訊くと、水をぶっかけてきたから安心しる。と友人が言った。そして男3人で寝袋に入り、河の字で寝る。「お前はサンズイを頼む」と言ってみたものの、「はぁ?」という一言で寒いオヤジキャグは終了。

深夜、ひゅー、ひゅがー、びゅごー、という風の音と、テントがバタバタ暴れる音で何度か目を覚ます。テントの外に誰かがいて、手でテントを派手に押しているというのを想像してちょっぴり怖くなる。だが明け方には風も弱まってきたみたいで、テントが暴れることもなくなった。その頃、友人がイビキをかき始める。
ぐー、ぐごー、ぐ、んぐ・・・ブガッ!と豚の鳴き声みたいなイビキに思わず笑う。その後、寝る→なんとなく目を覚ます→再び寝る、というのを繰り返す。

朝、バーベキューコーナーに積み上げたレンガを片付けて、テントを畳む。よし終わった。というところで、雨が降ってきた。もう少し起きるのが遅かったら、雨の中泣きながら撤収作業をするところだった。危ない危ない。少し様子をみてから出発しようかということで、またしょっぱい温泉に入ってみた。だが風呂から出ても雨は止まず。仕方ないから出発するかという事で、いざ出発。の前にコンビニで朝ごはんを買う。

コンビニの前でカップラーメンを食べていると唐突に「これナンシーシー?」という声が。
ナンシーキター(゚∀゚)!と思いつつ声のする方を見ると、一人のおっちゃんがいた。友人のスティードを指差し、「これナンシーシー?」と訊ねるおっちゃん。笑いをこらえながら「これは400ですよ」と言う俺。おっちゃんは「そか」と言って去っていった。おっちゃん・・・('A`)ナナハントイッテホシカッタノカ?

さてメシも食ったしとりあえず走るかという事で出発。房総フラワーラインをひた走る。洲崎灯台がチラリと見えたが、雨が激しかったのでスルー。さらに走る。ちょっとわき道に入って、漁港を通過して狭い道を行くと、ドラマ「ビーチボーイズ」のロケ地がある。ここはすげー穴場で、ほとんど貸切状態だったから毎年行っていたのだが、ドラマで有名になってからはたくさんの人が訪れるようになってしまいガッカリ。とりあえずこの時は小雨になっていたので少しお散歩。


そして友人が楽しみにしていたフラワーラインは、花が咲いていなかった_| ̄|○
白浜あたりから千倉漁港あたりまで、R410から外れて、海沿いの道を走ることができる。雨は降ったり止んだりしていたけど、風が穏やかだったから割と快適だった。のんびり走る車のあとを、のんびりとついていく。そして次の目的地であるローズマリー公園に向かってまったり走っていると、「北緯35度・最東端」の標識が。今回のお宝はこの下に埋蔵することにした。北緯35度という大ヒントがあるので、今回は地図のURLは無しということで。
注:2006/08/10に559氏が発掘済み



この植え込みの中にズボっと。
ビニール袋に入れて隠しました。

お宝を埋蔵し、ローズマリー公園に到着。暖かいコーヒーでほっと一息。売店のおばちゃんとしばし雑談しつつ休憩。そして雨が小降りの今のうちに走るか!と再び出発。次の目的地は鴨川オーシャンパーク。

オーシャンパークに着いたとたん、激しい雨が降ってきたので、しばし雨宿りをする事に。雨具を脱いでまったりしていたらお腹が空いてきたので、ココで昼食。“ととカツカレー”を食べてみた。味は・・・まあまあかな。
食事のあと、道の駅にあったPCで雨雲の動きをチェック。雨雲は避けてはくれないが、今は小降りになっている。走るなら今だ!と出発。友人のリクエストにより、県道24号、鴨川道路(有料)から帰る事に。ちなみに自動二輪は150円。原付は20円。

県道24号は久留里街道になる。久留里といえば久留里城。一度行った事はあるのだが、また行ってみたい。しかし雨は止まない。久留里城はいわゆる山城。雨の中、山を歩くのはダルいし、帰りも遅くなってしまうので泣く泣くスルー。さようなら久留里城。

ずーっと道なりに走ると、県道24号の久留里街道は国道410号になる。久留里線、下郡(しもごおり)駅の近くのコンビニでしばし休憩していると、踏み切りが鳴り始めた。イナカの電車が来るぞー!ということで携帯のカメラを起動して電車を待つ。ガタンゴトン、と2両編成の電車がキター。しかし写真を撮ってみたものの、あまりよくわからないよママン


まあいいか、とコンビニを後にして再び雨の中を走る。R410は再び県道24号になり、R16に合流する。そして道なりに走っているとR357になる。千葉市に入ると案の定、渋滞していた。雨、低気温、渋滞の3重苦を味わうが、船橋市を過ぎる頃には流れは順調になり、無事に友人宅に到着。友人宅でしばし休憩させてもらい、小雨の中、自宅へ帰還。1泊2日のお宝埋蔵キャンプツーリングは無事終了。友人宅から、再び友人宅に戻るまでの総走行距離は315,8キロ。俺んちから友人宅まで24キロぐらいだから、俺の総走行距離は364キロぐらいかな。

初日は晴れていたものの、激しい強風。2日目は雨と寒さにやられたけど、ツーリング集団にv(・∀・)ヤエーしたら返ってきたのが嬉しかったし、楽しかったからいいや。というわけで報告オワリ

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